(有)ライトデザイン

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筑波サーキットの目の前の小嶋英俊と井形マリのお店です。
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マリの小部屋 ( 私事 )



ついでに 私事も ちょこっと




 
  [ 2025/4/29 ]

 マリの ノービス時代のアルバムは ここまでで、次のアルバムは 年代が混在していて、
  整理が必要なので、ここで ちょっと 私事を  ・・ 前記の続きだが ・・

 英語が話せなくても 何とかなるだろう、という甘い考えの私を待っていたのは、強烈な孤独の世界。
  最初の 1ヶ月間は、本当に 部屋に引き篭もり、ひたすら 孤独との戦い。
  言葉が通じないとは、こんなにも 辛いものか? ・・ 3ヶ月で 少し希望が見え始め、半年で 抜け出せた。

 この 孤独感は、後の人生も含め、最も辛い 数ヶ月間だった。
 
 ヨーロッパに行って 人生が変わった? いや、それは無いだろう。 しかし 明らかに、何か変わった。
  それは、この 孤独を 乗り越えた事が、最も大きな事だろう。 それだけ 孤独は 人間にとって重要。

 災害で 家族を失った人が、仮設住宅で 孤独死をする。 執拗な いじめを受けた 子供が、
  孤独感から 自殺をする。 人間にとって、孤独から 抜け出せない時、死を選ぶ事になる。

 ただ 私の場合は、言葉が通じない、という 物理的な孤独であり、それさえ乗り越えれば解決する。
  しかし 前述の孤独は、物理的な孤独ではない。 内へ内へと 向かって 閉ざされて行く、孤独感なのだ。

 無人島に1人の様な 物理的孤独は、今日の食料の確保、いかに外敵から身を守るか、など
  意識は 外へ外へと向かう。 しかし 内へ内へと向かう、孤独感 というのは、どうしようもない。

 でも 私は思うのだが、ある程度 自立してから、出来るだけ 若いうちに、本当の孤独を味わって、
  それを 乗り越える 経験をする事を お勧めする。 

 精神的に 危険な状態を、乗り越える事。 それは 大きく飛躍出来る チャンスでも あるのだ。
  ただ、乗り越えられず 失敗した時の 代償が 大き過ぎる  ・・ かな?



 







 
 [ 2025/1/31 ]

 お前の事など 聞きたくないよ。 と言われるかも知れないけど、ついでに、ちょこっと ・・

 マリが、ノービス125ccクラスで レースをしていた 1979年、 私は イギリスに渡った。


 

  会社を辞めて、本当は アメリカに行きたかったけど、イギリスなら 紹介してあげる、と言われ、
  アメリカも、イギリスも、同じ様なものじゃないの? と思って、行って見たら、想像と全く違っていたのだ。

 何で 行きたかったのか?  と言うと、理由は簡単  ・・ 単なる、憧れ ・・




 

 イギリスでは、ホンダUKの マネージャーの、Yさんが 身元引受人になってくれると言う事で、何の心配も無く、
  英語も 全く話せないのに、軽い気持ちで行ったら、Yさんに、こっぴどく 怒られ、これでは仕事は出来ない。

 まずは、英語の学校に行って、ある程度 話せる様になりなさい、と、1ヶ月ほど プライベートスクールに通った。
  ロンドンには、自宅の空いている部屋を貸してくれる家族が多く、flat と呼ばれている、日本で言う、下宿
  みたいなものが、沢山ある。 この地区は ポーランド系の人が多かった。

 優しい 老夫婦だったが、あまりにも 私が 英語が話せないので、コミュニケーションは困難だった。
  言葉が 全く通じない という事が、こんなにも大変な事か、とは想像もしていなかった。

 この 1ヶ月間は、いや、本当に辛かった。 本当に 逃げ出したかったけど、すぐ裏に 日本人も居たので、
  何とか 耐えられた ・・  1ヶ月で 急に話せる様になるはずも無いのだが、心境に変化が出て来た。

 今 思うと、この1ヶ月、耐えて良かった。 徐々に慣れて来て、何とか生活出来る様になって行った。

  

 

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